「森と芸術」展

今日は東京都庭園美術館まで行ってきまして、「森と芸術」展を観てきました！美花の次は森っすか？（笑）たまにはお一人様美術館ものんびりできて良いですｖｖ
この「森と芸術」展。美術館情報はこまめにチェックしてるんですが、知ったのがつい最近で！今週末までだと知り慌てて行ってきましたー。
森にまつわる作品を通して、わたしたちの中にある「森の記憶」をさぐり、今一度自然を見つめようという企画です。わたしの好きな美術評論家の巌谷國士先生が監修ということもあって、こじんまりしてるけど見ごたえのある素敵な展覧会でした！

展覧会は全8章に分かれていて、アルブレヒト・デューラーやルソーの楽園（エデンの園）図、森の神話・伝説を描く絵画、クールベやコローなどの風景画、アール・ヌーヴォーのガラス工芸。そしてギュスターブ・モローやエドワード・バーン・ジョーンズなどの象徴派、グリムやアンデルセン童話の挿絵、エルンストやポール・デルヴォーなどのシュルレアリスムの森の神秘。さすが巌谷さん、とてもわたし好みな内容！（悦）
最後の章の「日本列島の森」では岡本太郎や男鹿和雄の「もののけ姫」の背景画なども拝めます。個人的には「メルヘン絵本の森」が一番楽しかったです！エドモン・デュラックやカイ・ニールセンの挿絵がヨダレもの。迫力ある繊細な美しさにため息出ちゃいますｖｖ



↑ 巌谷先生が執筆された書籍（兼図録）もすんばらしいです！

森は生命が宿る場所。妖精が宴をひらいてるかもしれない、恐ろしい魔物が潜んでるかもしれない。「もののけ姫」のような白い鹿に会えるかもしれない。ホラー映画で言うと、ジェイソンがこちらを狙ってるかもしれない。（笑）森は幻想と神秘と恐怖に満ちていて、想像力を掻き立てられます！とても面白い企画だったと思う。自分好みのテーマで、ここ最近行った美術展の中ではナンバー1です！





東京都庭園美術館は素敵な庭園も見どころなんですが、今日は焦げる暑さであんまり見れませんでした！上の人たちも暑そー。（爆）つか10分散策してただけで3つも蚊に刺されたしね。庭園内を歩く際は虫よけを～！