レオナール・フジタ展

今日は旦那と渋谷デート。（というか、誕生日プレゼントをねだるのが目的ですいませーん！/爆）Bunkamuraザ・ミュージアムで「レオナール・フジタ展」を観てきました！とっても素敵だったぁ！
レオナール・フジタ（藤田嗣治）は、言わずと知れたエコール・ド・パリの画家として活躍した日本人画家ですね。これまで彼の作品をまとめて見る機会はあまりなかったので、楽しみにしていた展覧会です。

パリ画壇で活躍後、当時戦争画を描いたことにより、戦争協力の責任を取る形で日本を離れパリに戻ったフジタ。その後は子供を主題とした絵画を多数制作したということで、今回の展覧会はそれらの子供たちの絵にスポットを当てています。
国籍不明でなにやら不機嫌そうな表情をした子供たちが、微笑ましく可愛らしくもあり、どこか不気味でもあり。フジタが描いた空想上のユーモラスな子供たちにとっても癒されました～楽しかったです！
そして「乳白色の肌」で知られたフジタ。裸婦画の美しさといったらもうーーーーーー！（興奮）肌の質感が滑るようになめらかで、きめ細やか。下地にベビー・パウダーを使っていたそうですよ。（驚愕の乳白色の秘密！）ベビー・パウダーを使うと表面が艶やかになり、細い墨の輪郭線がくっきり出るそうです。比べると違いが明らか！
フジタは乳白色も美しいですが、墨の輪郭線がまた味があるんですよねー！水墨画のようなタッチが繊細で大胆で。うっとり～とさせてもらいました。（悦）いやぁ、勉強になったなー。わたしもサンジの乳白色を極めたい！（笑）

あと、土門拳らによるフジタの写真も多く展示してありました。オシャレさんなんですよねーフジタ。うちの旦那はそっちの方に興味津々だったようですｖｖ
それほど混雑していなかったので見やすかったです。フジタの乳白色の秘密を知りたい方はぜひ！