ミュシャ展

 
それから、ワンピアリーナツアーが開催されている朱鷺メッセ内の新潟県立万代島美術館に「ミュシャ展」も来ていたので、ついでに観てきました！
新潟を巡回する前に六本木で開催されてたんだけど、うっかり見そびれちゃってたのよねｖｖ六本木だとかなり混んでいたと思うので、比較的空いてるこっちで見れて良かったかもしれない。ナイスタイミング☆

いやー良かった良かったぁーーー！！！ミュシャというと芸術家というより商業デザイナーとしての顔が強くて、言い方は悪いけど、どこでも見かける安っぽいイメージを持っていたのですが、かなり印象が変わりました。
チェコ人としてのアイデンティティ、祖国愛を精神的支柱として、祖国のために生きた人だったのだなぁ。ポスター作家としてのミュシャからは想像できないほど、晩年の思想や作品には鬼気迫るものがありました。勉強になりましたです！
そしてわたしが抱いていたミュシャの安っぽいイメージ。それは彼の望むところであったらしい。「私は芸術のための芸術を作るよりも、大衆のための絵の創作者でありたい」と彼が語っていたように、芸術家の使命は、美しい芸術を通して大衆を啓発し、生活の質を向上させることだと信じていたようです。あたし、深い理念に感動してしまいましたよ！安っぽいなどと言ってすまない！（恥）
とはいえ、彼の作品の芸術性は素晴らしいものなのですけどね！優美な女性の姿に象徴された主題、心地よい構図、可憐な花や自然のモチーフは普遍的な美を湛えておる。やー、美しさに圧倒されたよぉーーー！（感涙）
特にあの装飾デザインのセンス・・・見習いたいわぁ～！現代のわたし達にとっても勉強になることたくさんです。