能朗読シアター「葵上」

今日はいつものようにみーたんと東京芸術劇場シアターウエストまで。平田さん出演の能朗読シアター「葵上」を観てきましたぁ！
能朗読シアターは昨年の「船弁慶」に続いて2回目ですが、今回の演目は、古典文学の傑作「源氏物語」を題材にした「葵上」。嫉妬に苦しむ六条御息所の情愛、情念を描いたお話です。
光源氏にKENNさん、六条御息所に甲斐田裕子さん、花散里と照日巫女の一人二役に沢城みゆきさん。そして平田さんの役は、横川小聖という加持祈祷を行う山伏！光源氏の藤壺への思いの告白、花散里や夕顔や葵上、そして六条御息所との愛の絡みなどで前半は終わります。平田さんの出番は、嫉妬に狂う六条御息所の生霊が現れる第2幕から！
「来ているな！（六条御息所の生き霊が）」とか「御無事か？」とかとか、モノノケを祓うキリリとした渋修験者っぷりが素敵だったでござるー！やっぱり平田さんが出てくるとピリッと場が締まるというか、声の演技に迫力があってグイグイ引き込まれるよね！て、それは平田愛のせいかしらん？（笑）
でも、けんぬの光源氏はイケメンな上にフレッシュで魅力的だったし、甲斐田さんの六条御息所は生霊として現れても気品がありましたなぁ～！美しい雅楽の音色と共に、古典の世界を楽しませていただきました！（礼）

しかし、今回つくづく思ったけども、光源氏てほんっとダメンズですね！（爆）いいことを言ってるふうで、全部浮気男の言いわけですがなー。プレイボーイとして生きる決心をし、「わたしは人生に彩りを添えたいのだ！（めっさ笑顔）」ってお前ねぇ。お前のせいでこんなトラブルになっとるんやないかぁーーー！（笑）「永遠にあなたのものです」と言っておきながらあっさり捨てるなんて、六条御息所が気の毒です。
もう、人物相関図のドロドロなことぉ！昔の人は「源氏物語」を読みながら、「きゃあー光の君ぃー///」って黄色い声を上げていたんだろうね。いつの時代も変わらんよね。でも中にはきっと、頭の中将×光源氏萌えしてた人もいたはずなんだぜ！平安時代にも腐女子はいたはずなんだぜ！（笑）

あ、演目の後にトークショーがございました！平田さんがけんぬに司会担当を無茶ぶりしたんですが、けんぬっていっつもあんなにはしゃぐ子なのぉ？どちらかというと少々天然、調子に乗りやすいタイプですね。（笑）元気で可愛かったです！
パンフにも載っていましたが平田さんは最近狂言のお勉強をしたらしく、豆知識をいっぱい披露してくれましたよ～！ちょっと得意げになっていて可愛かったぁｖｖ



今回、平田さんの公式グッズ「H's foyer」のチケットファイルを買うとトートバッグ（色は選べない）がついてくると言うので思わず買ってしまったぁ！残念ながら黄色はないので、第2のサンジカラーであるブルーがいいなぁブルーがいいなぁと思ってたら、ブルーきたぁああああああ！！！わぁい、ウレシｖｖ