ヒューゴの不思議な発明

今日は旦那と「ヒューゴの不思議な発明」を観てきました！
わたし、予告を観た時は子供の冒険ファンタジーものだと思ったんですよう！良い意味で裏切られました！これ、映画が好きで好きでたまらない人のための映画なのですよ。とっても良かったぁ～！
ジョルジュ・メルエス（SFXの創始者）の「月世界旅行」の製作譚とも言える今作。映画が誕生する瞬間を目撃した人たちは、こんな感動を味わったのだなーと、当時の人々の興奮が追体験できます。そして映画への愛はもちろん、傷ついた人々への優しいまなざしを感じる、あたたか～い癒しの物語でもあります。
淡々と話が進むので、旦那は最初の15分くらい寝てた！（←大バカ野郎）でも、見終わった後は「良い映画を観たー！」と、ものっすごく感動してたよ。（笑）わたしも「映画は人々の夢をつくるんだよ」というメルエスの言葉や、フィルムの上映シーンで泣いた。なんだか、無性に涙が出た。メルエスのような先人達の情熱や工夫、苦労があったからこそ、現在わたしはたくさんのワクワクやドキドキを映画から貰えているのだな。

3Dの効果もとても良かったです！「トランスフォーマー」等の3Dと比べると真逆と言ってもいい。映画の魔術がキラキラ輝いてるように見えた。機械人形の生きているようななめらかな動きにも感動したよー！あと、チョイ出演だけど、ジュード・ロウのパパっぷりも素敵だったｖｖ
そして「なぜこの映画をマーティン・スコセッシが撮ったのか？」という声もあるみたいですけど、明らかにスコセッシ色でした。（笑）スコセッシさんの映画賛歌のメッセージ、存分に受け取ったぜぇ！