時代劇祭でござる

今日は旦那と「十三人の刺客」を観てきました！明日は「大奥」を観に行く予定なので、時代劇祭でござる。でも実は、コッチの方がずうっと楽しみだったのでござる。往年の東映時代劇が好きなジャガーには、時代劇にしては珍しく「絶対観たい！」と思った1本であります！
いやーー期待を裏切らない良い映画でした！血の気の多い男たちが、命の限りバッサバッサと斬りまくる！カッチョエエーーーー！！！ジャガーの血も熱くなったよぅ！三池監督は当たりハズレがあるんだけど、これは大好きですｖｖ
メインからちょっとした脇役まで、豪華な俳優陣が皆さん良いんですよ。山田孝之、伊勢谷友介は勿論カッコイイし、松方弘樹の殺陣なんて神ーーーー！立ち回りが美しくて、松方さん本当にカッコイイんです。（うっとり）さすが本物は違うとなーと思った！最凶の暴君であるゴローちゃんも、憐れみすら感じる怪演で素敵だったよお～！彼の浮世離れした雰囲気が、残虐な殿にマッチしててハマり役！殿を命がけで守る市村正親も良かったです。
だけど、「カッチョエエー！」だけの話ではありません。刺客側と殿様側、どちらが正義なのか？と言われれば、どちら側も正義。侍の美学というのは、融通が利かなくて面倒なものだよ。ま、その美学がさ、儚くもあり格好良くもあり！

ちょっと楽しかったのが、岸部一徳がまーさーかーの掘られ役だったこと！野獣のような伊勢谷くんのお宝にうっかり見惚れちゃって、うっかりバージンを捧げちゃう初老の庄屋さん。（笑）まさかの展開に劇場内（ジャガーと旦那だけかな？）大爆笑でした！もー、官房長ったら何やってんのｖｖ

そんなホッとできる（？）シーンもあるんですが、手足を切り取られた女性など、三池監督らしいエログロもありなので、そういうのがダメな人にはオススメできませ～ん。でも、熱い男・熱い生き様が好きな人には是非観てもらいたい！