20世紀少年＜最終章＞ぼくらの旗

本日、旦那と「20世紀少年＜最終章＞ぼくらの旗」を観てきました！原作とは違うラストということでかなーり楽しみにしていたのですが、なかなか面白かったですよ。分かりやすく、うまくまとめたな～って思う！
原作未読の旦那は大絶賛。原作を知ってるジャガーは、ちょっと薄味な印象。それでも三部作の映画としては、スッキリとした良い終焉だったと思う！特にエンドロール後の10分は、優しくて爽やかな名作！！！その点では原作を超えたかもしんないよｖｖ
それでは、以下ネタバレ反転です↓

「ともだち」の正体が、まさかカツマタくん単独とはね！フクベエは子供の頃に既に亡くなっていたというのは、予想外の展開。フクベエとカツマタくんを統一して一人の人物にしたのは、映画としては分かりやすくて良いと思う。ただ、二人を一つにしちゃうと、カツマタくんの人物像・性格に多少矛盾が出てくる気がするんだが・・・・・なんとなく、ジャガーの印象では。でも原作で感じたモヤモヤ感は映画では感じないので、このオチでスッキリしたかも！
エンドロール後の10分、いきなり神木くんが出てきたのでビックリしたよ～！（可愛かったｖｖ）お面を取った後の神木くん（カツマタくん）の表情がすごく良くて、泣かされてしまった。（涙）神木くんの演技でこの映画は名作になったと言ってもいい！あのじんわり幸福感を覚えるラストは良かったね。バーチャルなのが悲しいところだけど。現実世界で彼を救ってあげられれば良かったのにな。（泣）
ただ一つ、ヨシツネの扱いだけが気に食わないの！何度も言うようですが、ヨシツネは原作で一番好きなキャラなんだよ～；；ヨシツネが疑わしいなんていう余計な描写はいらなかったんじゃないかな？そんなのいらないから、他の良いシーンを入れて欲しかったヨ。（ヨシツネがヤン坊・マー坊を初めて打ち負かすところとか）彼のいいところ、もっと見せてもらいたかったです！
 
いろいろ言いましたが、のらりくらりとしたケンヂの歌（Bob Lennon）が、映画館を出る頃にはすっごく名曲に感じるから不思議だ。（笑）グ～タラ～ラス～ダララ～♪が頭から離れない！あと、コンチの山寺がそっくりさんすぎて感動！
子供って残酷だから、知らないうちに他人を傷つけてることがあるよね。まあ、大人の世界でもあるんだけど。「あの時こうしておけば」ってなんて思うことはたくさんあるけど、できるだけ悔いを残さない人生を送りたいな、と思うのでした。