ミッション：8ミニッツ

素敵な映画を観た帰り道は自然と歩みが軽くなりますが、今日がまさにそうでした！「ミッション：8ミニッツ」を観てきたのです。これがすっっっごく良い映画で～！わたし今年一番の映画かもしれないっ！（興奮冷めやらず）
乗客の死の＜8分前＞に潜入して、列車爆破犯を突き止める任務を与えられた男が主人公。ミッションを繰り返すうちに、禁断の真実が明らかになり・・・・・。「パラレル・ユニバース＝平行宇宙」を題材にしているので、物語としてはSFサスペンスの類になります。
まず、一筋縄ではいかないプロットに唸らされ、テンポも小気味良く、小品ですがサスペンスとしては一級品です。そしてラストは涙が止まらない！あんなに泣けるとは思わなかったよ～う！ぐすすっ！映画館じゃなく家で観てたら号泣してたと思う。（笑）SFサスペンスという括りを越えた、なんて希望に溢れた温かい物語なんだろう！（感動）ぜひ皆さんにも幸せに満ちたワンシーンを目撃してもらいたい！
人はいつ死ぬかわからない。もしかしたら今が人生最後の8分かもしれない。だから、意味のある1分を過ごそう。愛してる人に思いを伝えよう。たくさんキスをしよう。たくさん笑おう。そんなことを考えながら、幸せな気分で映画館を出ましたｖｖ

監督はデビッド・ボウイの息子のダンカン・ジョーンズですが、彼に時間とアイデンティティの概念を描かせたら天下一品だと思います！以前彼の「月に囚われた男」も紹介したことがありますが、こちらも名作でした。どちらの作品もSFというジャンルで、時にシニカルだったりするんだけど、辿り着く先が温かいんですよね。わたしダンカン・ジョーンズが大好きだ～！
そして、主演のジェイク・ギレンホールはいい俳優になりましたなぁ～大好きです！いくつになっても母性本能をくすぐられるんだよな彼はｖｖ