テッド

今日は旦那とレイトショーで、巷で話題（？）の下ネタ満載痛快コメディ「テッド」を観てきました！
クリスマスの日に仲間はずれで一人ぼっちだった少年ジョンが、「このテディベアが話せるようにしてください！」と願ったらぬいぐるみに命が宿り、二人は親友となっていつまでも仲良く暮らしましたとさ・・・・・というお話なんですが、本題はそれから27年後。35歳になったジョンと、ヤク中おっさんテディベアのテッドのお話です。

あのねあのねーほんとに良かったのー良かったのー良かったのぉおおおおおおおおおおおおおお！！！（力いっぱい）こここここんなに泣けるとは思ってなかったあたい・・・・・ちょう泣いてしまった！（感涙）「下ネタがひどすぎる」とダメな人にはダメな映画のようなんですが、そういう人は物語の本質をちゃんと見てるのかしらん？
確かに下ネタは多いんですが、基盤の物語がしっかりしているので素直に感動しました。もっとおバカ映画かと思ってたよ。「宇宙人ポール」と比較されるようですが、ポールよりこっちの方が全然良い！大人になりきれないダメな男とダメなクマの、ハートフルな成長物語でしたよ～！
マニアックなネタ（「フラッシュ・ゴードン」という1980年のB級？SF映画を主人公たちが崇拝している）も多いのでついていけない人はいるかもですが、「サウスパーク」のようなノリですね。「サウスパーク」が好きな人は絶対楽しめると思う！あと、テッドを好きになれるかどうかでこの映画の評価は変わるでしょう。
テッドが可愛いんですよぉおおおお！あたいもテッドほじいよーーー！！！（ジタバタ）ダメっす、ぬいぐるみが動くってだけで、もうダメっす！雷を怖がってタタタッと走ってきてジョンのベッドに潜り込み、「一生雷兄弟！」とか言ってる姿にかわゆくってもだもだしたｖｖほんとに可愛いよー！
ヤク中でエロオヤジでやさぐれたクマなんだけど、でもちゃーんとジョンのことを思ってるの。親友が「大人になりたい」と言えば、それにちゃんと手を貸そうとするの。イイヤツなんだよ。胸に「だいすき！」と喋る（機械音）おもちゃの機能がついてるんですが、ジョンとケンカ別れした時に自分でそれを押すのね。やさぐれたオッサンの自分の口からはジョンに「だいすき！」とは言えないけど、胸のボタンを押して自分の気持ちを伝えるの。健気なヤツじゃないかぁあ～～！（涙ドーッ）

わたし吹替えで観たんですが、お笑い芸人の有吉弘行がテッドの声をやっています。有吉の吹替えがこれまた良いんですよ！なかなか上手いし、テッドにハマっている。もはやテッドの声は有吉じゃなきゃイヤだｖｖ
「フラッシュ・ゴードン」をはじめいろんな映画のネタやパロが満載なので、普段映画をそこそこ観てる人ならニヤリとするシーンがいくつもあると思います。意外な人が本人役で出演しているし。もちろん、映画に詳しくない方でも楽しめると思いますが！
あと、吹替えのセリフが日本人にウケるようにかなりアレンジされてるんですが、「くまモンの方がいい！」には笑ったｖｖ字幕・吹替え監修が町山智浩なんですね。がんばってくれてます！

下ネタに惑わされず、やさぐれたオッサングマの切ない哀愁に涙してください！オススメ映画です☆観終わった後は、「フラッシュ！アアーーー♪」が頭から離れなくなると思うよ。（笑）
そうそう、ゾロサン変換しても美味しいです。サンジとテディベアゾロ妄想イケるよ！←なんでも変換するな