忍者ブログ
ジャガーの日々の戯言。よろず日記。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

たけちゃんについて!ジャガーが映画好きなのはご存じだと思いますが、実は邦画はあまり観ない。あまり観ない人間が言ってることなのでテキトーに聞き流してほしいんだけど、日本人の監督でわたしが好きなのは北野武と黒沢清です。特に北野武は日本人でナンバー1だと勝手に思ってる!
先日TVで「アウトレイジ」を放映してたので、映画監督としてのたけちゃんを語らせてくだせえ。

北野映画をはじめて観たのは彼の2作目の「3-4×10月」で、これをなぜか当時、デートで観に行った思い出。(笑)←ふつうこれデートで観ないってvv映画館はガラガラ、一緒に観に行った相手もさっぱりだったようだけど、ジャガーはそこでえらく気に入っちゃいまして。元々バイオレンス・暴力映画が好きな人なので。
北野映画といえば、初期のバイオレンス傑作「その男、凶暴につき」「3-4×10月」「ソナチネ」の3本が最高です!たいした説明もなく人が死んでいくわけですが、刑事やヤクザ家業の人がどうするか、どうなるか、そんなことはわかりきっているので、事件や人生についてあーだこーだ説明する必要はないのです。危ういアンバランスさをアンバランスなまま持ちこんでるところがいい!
メロドラマ要素が強いけど「HANA-BI」も良いですよね。観る度にすげぇ泣いてしまう。(不器用な男のけじめの付け方に寄り添う妻、わたしにはハッピーエンドに思えるv)あと、エンターテインメントに徹した「座頭市」も傑作だと思う!
ジャガーは武の死生観や滅びの美学が好きなんです。独特の死生観に彩られた静と動の間が素晴らしく、見終わった後のなんとも言えない情緒感。なぜか流れ出る涙。ゴダールが武を評価しているようですが、ヌーヴェルヴァーグ時代のフランス映画を観ている気分になるよね。
北野武は天才だと思うのです。ただ、感覚的な映画なので、観る側の感性が合うか合わないかで随分と評価が違ってくるんじゃないでしょうか。あと、「暴力反対!」な人には絶対に受け入れられないわねぇ。ジャガーはあの、ピストルの弾がどこから飛んでくるかわからないザワザワ感が好きなんだけど!vv北野映画が好きだという女の子がいたら(男でも可)、夜通し語り明かしたいくらいです。

んで、この前「アウトレイジ」を初見したんですけど、これも良いじゃないっすかぁ!北野映画にしてはわかりやすく、ノンストップのヤクザ同士の騙し合い&殺し合い。痛そうすぎて逆に笑える!(笑)その分独特の「静」の間がなく、深みが足りないんですけども(過去の傑作には全く及ばない)、それでも観終わった後に情緒感が残るんだなー。あれは本当になんだろう、北野武という人間の不思議。
ビッグネームが勢揃いだったけれど、特に椎名桔平がめちゃセクシーでかっちょいい。(あの死に方もたまらないv)ビッグネームではないけれど、大友組の昔堅気っぽいヤクザさんの面々がステキでした。
続きが早く観たいので、続編の「アウトレイジ ビヨンド」は映画館に行くと決めたゼ!
PR
人類の起源ではなくて・・・「プロメテウス」を観てきました!巷の評価はなんだか知らないけどとっても低いですが、「エイリアン」マニアのジャガーにしてみたら、これはこの夏ナンバー1!
もちろん1本の映画として独立しているのですが、「エイリアン」と同じ世界観を共有している作品なので、ファンにはとてもたまらないです。「エイリアン1~4」「AVP1、2」全てを見ている人の方が断然楽しめます。だからこそ言いたい、これはリドリー・スコットにしか撮れない映画だったと!
思うに日本公開時のスケールのやたら大きいキャッチコピーがいけません。だって「人類の起源」なんて開始5分であっさり明かされるのだもの。あとは「エイリアンの起源」が語られるだけなのだもの。最初からそう言えば良かったのよ、「ねえねえ、エイリアンがどうやって生まれたか知ってる~?」って。(笑)
とは言え、世界観は見事です。無機質な陰影を表現したリドリー・スコット監督の手腕はさすが!映像美は圧巻です。あと、マイケル・ファスベンダーのデヴィッド(ロボット)が良いです。「アラビアのロレンス」の映画を好み、ロレンスのセリフを口ずさみ、ロレンスの髪型を真似るロボットなんて愛らしいではないですかvvまあ、彼が物語の重大な鍵を握っているわけですが、感情のないはずのデヴィッドが時折見せる子供のような無邪気な顔に萌えたァ!
たしかに見終わった後も不可解な点が多く、謎を丸投げにしてる感はあります。突っ込みどころも多いし。でもそれで良いんじゃないですか?見終わった後に、誰かとあれやこれや議論したくなる映画って良いじゃないですか。イマジネーションが掻き立てられて。あ、でも妊婦さんは観ない方がいいね、トラウマになるから!(くれぐれも)

んーこれ以上はネタバレしないと語れないので、反転しまっす!↓

謎の多い映画なんですが、特に最大の謎はデヴィッドの行動ですよね。なぜ彼はホロウェイ博士に黒い液体を飲ませたのか?その結果ホロウェイ博士は感染して死亡、性交渉をしたエリザベスはイカもどき(フェイス・ハガーの原型のようなもの)を産み、さらにそれがエンジニアに寄生してエイリアンの原型が生まれると。一番とんでもないことをやらかしてくれてるわけですよ!(笑)
ウェイランド社の人間(例えば、デヴィッドがヘルメットを被って会話していた「あの方」という人物)から、胎内に寄生させた妊婦を地球に連れ帰れという命令が、もしかしたらあったのかもしれない。でもわたしはデヴィッドの好奇心説を推したいです!冷徹と無邪気の間を揺れ動くようなロボットが抱いた、子供のような好奇心、人間らしいイタズラ心。そっちの方が萌えるのですvv
しかし、クルー達は頭悪すぎだよね!未知の惑星で平気でヘルメット取るし、得体のしれないヘビみたいな生物に手を差し出すし。わたしだったら絶対にそんな危機感のないことしないよう!アンタ達、ばかァ?(笑)最後の船長の特攻もいきなりすぎてびっくりでしたが(そこまでの道のりがもう少し欲しかった)、嫌いじゃない。他のクルーの「賭けはまだ生きてるぜ」みたいな会話が良かったぁ!
そして、最初にガイ・ピアースの名前を見つけたんだけど、あたいエンドクレジットまでウェイランドだって気が付かなかったです!どこに出てんだよ!って思ってた。(笑)
あと、一人生き残ったエンジニアにデヴィッドが古代語で話しかけた直後に、なぜエンジニアはキレてしまったんだろうか?デヴィッドは「この老人はもっと生きたいと思っています。かなえられますか?」と言ったようだが、人が永遠の命を望むことで神に並ぼうとしたために、神(=創造主=エンジニア)の怒りを買ったということかしらん。

それにしても、ラストの巨大イカとガチムチ白マッチョの格闘はちょっと笑っちゃいましたね。心躍ったわぁ!そしてラスト、横たわる白マッチョの腹からエイリアンの原型がコンニチワ・・・・・ぴぎゃああああーーーー!!!きゃー!(歓喜)もうあれだけでわたしはお腹いっぱい幸せですvv
続編もあるようだけど、人類寄りの話なのかエイリアン寄りの話なのかどちらだろう?オレ的にはこの後のエイリアンの進化が見たいよウズウズ!
集結ー!タイバニ舞台が全部終わって、ほんとにまつりのあとって感じだー。(べろーんぐてーん)ちゃっかり予約したブルレイでまた逢おう!!!

そうそう、昨日はタイバニのライビュの前に、折角だからと「アベンジャーズ」を観ました!ヒーローつながりってことでぇvv
アイアンマン、ハルク、ソー、キャプテン・アメリカ、ホークアイ、ブラック・ウィドウという、マーベルの象徴的ヒーロー達が集結し、地球を危機から救う完全無欠のエンターテインメント。楽しかったですー!最初は反目し合っていた彼らが、あることをきっかけにひとつのチームとして団結する姿が熱いっ。
集結するまでが少しまどろっこしかったけど、後半の地球外からの敵とのバトルは最高でした!最強のヒーローたちそれぞれの個性を生かした戦いが、流れるように展開するのは見ていて爽快だったぁ!(スカッと)

マーベルのヒーローではアイアンマンが一番好きなんだけど、今回キャプテン・アメリカに恋をしたー!あの中に入るとキャプテンめっさ地味なんだけど、古風なヒーロー(顔)好きやねんvv礼儀正しく優しいしvvで、たいした特殊パワーも持ってないくせに、エラソーに指示だけはするのよね。そもそも今さらだけど、ヒーローの装備が「盾のみ」ってどゆこと!?地味すぎる!(笑)あらゆる攻撃を跳ね返す盾らしいが(時に武器としても使う)、もっと強力な武器をキャプテンに持たせてあげてェエーーー!
アイアンマンのトニー・スタークはやはり頼りになるイイオトコ!ソーもあの肉体で少し頭の弱いところが可愛い。ホークアイも思ったより使えるし、カコいいじゃーん!でも一番最強なのはハルクかもしれん・・・・・神より強いことが証明された!(笑)てゆうか、この映画を観た人はみんなハルクを好きになって帰ってくるよね?よくわかるよー。
そしてエンド・クレジット後のオマケシーンが大好きー!戦士の休息?って感じ?あれを劇場で見られるのはアメリカと日本だけらしいですね。いいモン見たぁ!

ちなみに、アベンジャーズの面々を麦わらの一味に置き換えたらどうなるか考えてみた!アイアンマンはルフィ(チームの中心、攻撃力大)、ソーはゾロ(筋肉、ちょっとアホ)、キャプテン・アメリカはサンジ(自分より他者優先、策士)、ハルクはチョパ(怪物化)、ホークアイはウソップ(狙撃手的な)、ブラック・ウィドウはナミかしら。
超個人的な趣味だけど、やっぱキャプテンはサンジかにゃーvv散々地味とか言っておいて切ないけど!(笑)
前日譚!今日は旦那を連れて「遊星からの物体X ファーストコンタクト」を観てきたぁ!1982年の「遊星からの物体X」(ジョン・カーペンター監督)の前日譚であります。
「遊星からの物体X」といえば、南極基地に現れた謎の宇宙生物とそれに立ち向かう隊員達を描いた、伝説のSF映画。愛らしさすら感じるグロテスクなクリーチャーデザインが大好きです。なので、この前日譚は遊星好きとしては行かねばならんよねえ~!
そしたら、19時台の上映にもかかわらず映画館がほぼ満席。そして全員がほぼオヤジ。(笑)年齢層が異常に高すぎー!平均年齢はウチ夫婦より10歳くらい上なんじゃないかな?なんだか異様な光景でした。おそらくみーんな、昔からのカーペンター版ファンなんだろうなぁvv中年男子に混ざって堪能してきましたぜ!

見終わって素直に感じたことは、前作は越えていないが、真面目に作ってるなぁ~!ということ。CGオンパレードではなく、生身の温かさを持った遊星愛を感じさせる作品でした!ストーリーを含め、カーペンター版にリスペクトを感じますvv
やー面白かったよー!最近この手のベタなエイリアンものが少ないので、逆に新鮮。こねくり回す必要ないのよう!エイリアンに同情する必要もないし、スーパーヒーローもいらないし、どんでん返しもいらないし、深い思想もいらないのです。化け物が化け物らしく人間を襲ってくれればそれでいい!(笑)
進化したクリーチャーデザインも良かったぁ~!「カーペンター版のデザインがヒエロニムス・ボスの絵画風だとすれば、今回はダリ風」とパンフレットに書いてあったけど、まさにそんな感じ。シュールな形態が楽しかったです。2つ頭でブリッジ状態で襲ってくるモンスターに心踊ってはひはひしちゃった!(笑)旦那に「君、楽しそうな顔で見てたよねー」ってあとで言われましたvv
意外なことに旦那(カーペンター版は見てない)がこの映画を大絶賛してたので、もしかしたら遊星を全く知らない人の方が楽しめるのかもしれないです。とりあえず近日中にカーペンター版を見直したいです!
最後と言わず・・・

今日は旦那と、この夏一番楽しみにしていた「ダークナイト・ライジング」を観てきたぁー!(ここはやはりIMAXで)しかしながら、感想を言うのが難しい映画だ。とにかくすごかった!としか言いようがない。
ヒロイックなエンターテインメント性を排除した、スタイリッシュのカケラもない泥臭い暗黒叙事詩がそこに!正義と悪の戦いというよりは、暗黒と暗黒の戦い。影と影の戦い。わたしずっと泣いてた、なんでか。(笑)犯罪ドラマとして秀逸であります!
でも「ダークナイト」のバットマンとジョーカーは互いの存在意義が対極にあったので、両者のぶつかり合いがわかりやすかったんだが、今回はいろいろと疑問も残る。ベインの影が薄いよ。そして、バットマンが孤独すぎて痛々しいと思ったー;;

その影と影の泥臭い戦いの中で、キラリと可憐に光るのがアン・ハサウェイのキャットウーマン!上映後に出て行く男性陣達が「アン・ハサウェイのキャットウーマンやべぇよ、まじやべぇよ、惚れちゃうよvv」と口々に言ってるのを聞いて、お前らどんだけアン・ハサウェイ好きだよと。(笑)や、可愛かったけどね!ミシェル・ファイファーのキャットウーマンよかフレッシュで似合ってましたーvv
わたしはジョセフ・ゴードン=レヴィットが好きなので、ロビン誕生秘話として観てましたね~。ああん、彼にロビンの格好をさせたーい!!!(切望)できればこれで最後と言わず、続編でロビンとしての活躍を見たかったところ。
あと、マイケル・ケインのアルフレッドが好きなんです。今回は「あなたの幸せを願っていた」という彼のセリフに泣かされた~!なので、地位も財産も名前も捨てたブルース・ウェインが、憑き物を落として新しい道を歩き出したことを願う!(ラストはアルフレッドの幻想なのかな?どうなんだろう?)
一作目の「バッドマン ビギンズ」の伏線を回収しているので、もしだったら先に復習しておいた方が良いかもしれません。ジャガーももう一回見直そうとレンタル屋に行ったら、バットマンコーナーは見事にカラッポでしたけども!
それから、スケアクロウ(キリアン・マーフィ)のカメオ出演が嬉しかったのと、最後に男気を見せた副本部長(フォーリー)にマシュー・モディーン!なつかしー!(笑)
 HOME | 5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15 
Admin / Write
Calender
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
Profile
NAME:
ジャガー
HP:
新潟県出身東京都在住

9月22日生まれ B型

FAVORITE:
サンジ溺愛/ZS/嵐/ニノ激愛/
平田広明
COMIC:
ワンピース/H×H/ジョジョの奇妙な冒険/ジャンプ系全般
MUSIC:
洋楽/FRANZ FERDINAND/
SUEDE/WEEZER/
SUPER FURRY ANIMALS/
SEX PISTLES
OTHERS:
洋画/ホラー&SF
Twitter
Coment
[05/06 ごん]
[03/21 ごん]
[03/20 ごん]
[03/05 ごん]
[03/02 momo]
Search
忍者ブログ [PR]